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"imime" はWindows上のGTK+2においてIMEによるインライン多言語入力を 可能にするためのimmoduleです. 現時点では,GTK+2のWin32バックエンドでのみ動作します.
このモジュールのメインターゲットはネイティブWin32とCygwinです.
sourceforge.jp. で入手できます.
Cygwinでは 酒井政裕氏が配布しているバイナリパッケージを推奨します.
Cygwinでは,一般的に次の手順でコンパイルできます:
$ ./configure $ make
詳細は"INSTALL"を参照して下さい.
Makefile.mscのGTKDIRを適切なフォルダに設定して下さい. コマンドプロンプトでは,一般的に次の手順でコンパイルできます:
>nmake /f Makefile.msc
インストールして使用したい場合は, ビルドされたモジュール(.libs/im-ime.dll)を 適切なディレクトリ (恐らく, $(lib_dir)/gtk-2.0/2.x.0/immodules/)に置き, gtk-query-immodules-2.0を用いて $(sysconf_dir)/gtk-2.0/gtk.immodules を更新する必要があります.具体的には,以下のようなエントリを追加します.
"/usr/lib/gtk-2.0/2.2.0/immodules/im-ime.dll" "win32ime" "Windows IME" "gtk+" "" "*"
"test-imime.sh" を用いてテストする事を推奨します. これは configure スクリプトによって自動生成されているはずです.
以下のコマンドでGTK+2ベースのプログラムを実行する事ができます:
$ sh test-imime.sh program_name
問題が無ければ,後はIMEを普通の方法で起動することができるはずです.
GNU Lesser General Public License Version 2
$Id: index.html.ja,v 1.6 2004/04/06 01:20:58 makeinu Exp $